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山都ラボとは? 地域のチャレンジを応援する仕組みづくり

こんにちは、山都町です。

今回は、山都町でワクワクや面白いことをしたい気持ちがフツフツしている大人たちが集まる、『山都ラボ』について紹介していきます!




山都ラボのねらい

山都ラボとは、山都町を舞台に町内外でアクションを起こしている人や、何かにチャレンジする人を応援したい!という思いから始まった、実験の場のようなものです。

山都町を誰よりも楽しみたいあなたの!そのチャレンジを全力で応援することを目的としています。


特徴その1 課題よりも魅力から始めよう


山都ラボが一番大切にしていること。それは「地域の(誰かの)困りごと解決」よりも、まずは自分自身が「山都町でワクワクすること」に焦点を当てることです。プロジェクトの方向性としては、下の図でいうと右側の『価値探究型』になります。

地域で何かの取り組みをしたいと思っていても、
・地域の資源をどう活かせばいいか分からない
・地域の課題解決をしたいけど、面白みがなくて進まない/人を巻き込めない
といったことはよくあります。

山都ラボの場合は価値探究型なので、今ある資源やワクワク感が軸になります。その結果、誰に頼まれたわけでもなく始めた自身のプロジェクトにも意欲的に取り組むことができます。

そして、楽しさ・面白さから動き始めた結果が地域の課題解決にもつながる、という流れです。


特徴その2 プロジェクトを持ち寄って実践する場所


山都ラボの参加方法は、プロジェクトオーナーラボサポーターの2種類があります!


⚫︎プロジェクトオーナー
プロジェクトオーナーは自身が実現したいプロジェクトで応募し、採択された後はそのプロジェクトの達成に向けてチャレンジしていきます。誰のものでもなく、自分で考え、実行するプロジェクトであることがポイント。

オーナーは最長3年間継続が可能で、1年目は15万円、2年目以降は5万円を上限にプロジェクト支援金を活用することができます。

その他にも、個別の相談およびプロジェクトの内容に合わせた人的サポートや、山都町公式SNSなどを使ったプロジェクトの周知など、事務局が提供するサポートを受けることができます!

やってみたいことがあるけど、一人で一歩踏み出す勇気が出ない...という方にもチャレンジしやすい環境となっています!

⚫︎ラボサポーター
ラボサポーターは、プロジェクトオーナーをゆるやかにサポートすることができます。

翌年度からはオーナーにチャレンジすることも可能なので、最初は少し様子を伺いたい...という方にもオススメです。

チャレンジを応援したい方や、逆にがんばる姿をみて勇気をもらいたい人もお待ちしています!

そしてラボサポーターが次のプロジェクトオーナーになり、「チャレンジ」と「応援」の循環が続いていくことを目指しています!


特徴その3 町外からも参加OK


ここまで記事を読んでみてワクワクされた方、山都ラボ適性◎です!

「でも山都町に住んでいないんだよな〜」

という方、大丈夫です!町外からの参加もできます。ただし、プロジェクトとして山都町にしっかり関わることができることが前提となります。

実際に、これまでの参加者は山都町出身者や在住者が約半分で、残りは町外から参加してくださっています!

バラエティ豊かなプロジェクトオーナーたち

R4年度、R5年度と合わせて、これまで合計17名のプロジェクトオーナーが参加し、チャレンジしてくださっています!

たとえば、コロナ禍で途絶えた少女神楽を復活させた人がいたり、

ひたすら登れる岩を開拓している人がいたり、

山都町の農産物を使ったヴィーガンアイス屋さんをオープンした人がいたり、

ジビエ専用スパイスの商品開発をした人がいたりと、

バラエティ豊かなプロジェクトが多数出現しています。

各プロジェクトオーナーの動きについては、別の記事で個別に紹介しています。そちらもぜひご覧ください。また、山都町公式You Tubeでは各プロジェクトオーナーのプレゼンを視聴することができます。





まとめ

いかがでしたでしょうか!山都町、今とても盛り上がっています!!

ワクワクする大人たち(プロジェクトオーナー)から始まったプロジェクトが、それをみていてワクワクしてきた別の大人たち(ラボサポーターや事務局など)の応援を受け、山都町の魅力が掘り起こされワクワクする町になる。そしてそのワクワクがまた別の誰かに伝わる。

ワクワクがどんどん伝染して循環が生まれるのが、この山都ラボの面白さだと思います。

この記事を読んだ皆さんにも、ワクワクが伝染していたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

◇山都ラボ ラボサポーター申し込みフォーム
https://forms.gle/6z4jXk7ZreNihGKs8



企画制作:合同会社ミミスマス
文:鈴木花